今回は「思いは招く」という植松努さんのスピーチをご紹介します。
植松努さんは植松電機の代表取締役社長の方です。
「思いは招く」とは「思っていればかなう」ということで植松さんのお母さんに教えてもらった言葉だそうです。全体を簡単にまとめると、植松さんは、あきらめて「どーせ無理」というのではなく、「だったらこうしてみたら」という考えになることで、夢はかなうとおっしゃっています。
この動画を紹介してもらって、見たとき、全ての言葉が自分に刺さってきました。これを皆さんに見てもらいたく、今回はこの動画の中で特に自分に刺さった言葉をご紹介します。
目次
どーせ無理
どーせ無理と何かしらをあきらめてしまうことは、誰にでもあることだと思います。しかし、あきらめの心を持って生まれてきた人なんていません。生きていく中で、どこかで教えてもらってしまったから、そのような心を持ってしまっています。
私もあきらめの心を教えられたような経験がありました。
これから家族の話をします。先に言っておきますが、私はひどい家庭環境の中で育ったわけではなく、十分に楽しい家庭で育ってきました。
私には姉が二人います。二人は勉強が得意で、私が一番勉強ができませんでした。私の家では、テストの点数が低いことで怒られるということは全くありませんでしたが、ふざけてですが、姉達には馬鹿にされてきました。褒められることはあまりありませんでした。別にそれが辛かったわけではありません。小さいころから、このように言われてきたので、どーせ私は頭が悪くて、何をやっても姉達にはかなわないんだなと思ってきました。そうやって、ただ比較されて馬鹿にされるのが嫌で、専門的になる大学は姉達とは全く別の分野の道を選びました。
「どーせ無理」とは少しずれるかもしれませんが、「どーせ○○だから」という考えは常に持っていました。そのため、この動画を見たとき、まるっきり自分だと思いました。
できないのではなく、できない理由を探してしまっていて、どうやったらできるのかを探らなければいけないのだなと思いました。
人は足りないからこそ助け合える
「人には足りないからこそ助け合うことができる」、「人の出会いには意味がある」と植松さんはおっしゃいました。私なりに解釈すると、人の出会いには意味があって、出会った人が互いに足りないことを助け合うことができる人なんだと思いました。
人生には何回も分岐点があり、自分が理想としていた道にいけないことも何回もあります。
例えば、どうしても行きたかった第一志望の学校に入れず、滑り止めで受けた、そこまで行きたくもなかった学校に通うことになってしまうというようなことです。
しかし、私の解釈によると、行きたくもなかった学校に行くことが、自分自身の運命であり、そこで出会った人が自分を助けてくれると考えることができます。
私自身も、思い通りの道に進めないことが何回もありましたが、それも全て運命であり、そこでの出会いが自分に
とって意味のあるものと考え直すことができました。
望んだ道に進めなくても、そこでふてくされるのではなく、前を向いて出会いを楽しむことだ大切なんだなと感じました。
世界を救うために生まれてきた
「僕たちはしてもらうためやあきらめるために生まれてきたのではなく、世界を救うために生まれてきた。」「世界を構成するすべての人間が自分なんてと思わないこと。」
「ものをお金で買うことができるのは、お金があるからではなく、それをつくる人がいるからです。」みんながみんな、「自分なんて」といっていたら、世の中には何もできません。
「自分なんてと、できない理由を探すのではなく、できる理由を考えること」が世界を救う上で、とても重要であるということが、この動画を見ていてものすごく伝わりました。
一度きりの人生をあきらめて生きていくのは、もったいなさすぎるなと改めて感じ、自分が興味のあることは何なのか、どうやったらできるのかを必死に考えていく必要があると、生き方を見直すきっかけとなりました。
また、やりたいことが見つかっていない私にとっては、やりたいことが何個あっても良い、取捨選択をするのももったいないとも動画から感じ取ることができました。
まとめ
植松努さんの「思いは招く」の紹介はいかがだったでしょうか。
ここでは伝えきれない言葉や植松さんの思いはたくさんあります。優しい口調でお話されていることも、この動画を見るうえで、とても魅力的なところの一つです。植松さんの言葉や思いがひしひしと伝わってきます。
ぜひ一度この動画を見て欲しいです。そして、皆さんの生き方を考え直すきっかけになればいいなと思います。
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