東洋大学生のあきです。
学生のたまり場をつくり、気軽に話せる上下関係で学生に有益な情報から地域の情報までさまざまな情報の行き交う情報発信基地づくりを企画しています。現段階では、オンラインでさまざまなイベントを開催し、交流を通して人間関係作りをしています。
ここでは、たまり場で得られるような情報を発信していきます。
大学生になり、教授や先輩など目上の方と話したり連絡を取り合ったりする機会が多くなります。大学生はそれまでと違い、大人社会に近い社会を生きています。そのためそこでは言葉の使い方がとても重要になります。
今回は学生が意外と使ってしまっている間違った言い回しをご紹介します。
目次
わかった!と伝えたいとき
言われたことを理解したとき、「了解です」「了解しました」と使う人はたくさんいるのではないでしょうか。
しかし、了解という言葉は目下の人に使う言葉で、目上の人に使うには失礼な言葉に当たります。
「承知しました」や「かしこまりました」といった言葉を使うようにしましょう。
このような言葉は1番使用頻度が高く、そのために当たり前のように使ってしまっているのではないでしょうか。
「かしこまりました」や「承知しました」は少し堅苦しく感じてしまうかもしれません。そのため、仲の良い先輩などラフな上下関係の時は、「わかりました」を使うのは良いと思います。
しかし、「わかりました」は敬語には当たらないので、先生やバイト先の店長などの自分よりもずっと目上の人には多少堅苦しい表現でも、失礼のないようにする必要はあります。
相槌にも敬語が…
次に相槌についてです。
特にメールなど文章での表現において、相手に同意したり、納得したりする時に、なんと言ったら失礼ではないのかと難しく感じると思います。
私はよく言ってしまうのですが、「なるほど」という言葉も上の方に対しては失礼に当たります。「おっしゃる通りです」などを使うことをおすすめします。また、会話のときはシンプルに「はい」ということもできますし、「勉強になります」という伝え方も良いでしょう。
ほかにも、「そうですね」や「そうなのですね」と言った表現は、「ね」がついていて親しみ感はありますが、失礼には当たらない表現です。
意識のし過ぎで変な言葉に?
最後に語尾についてです。
これは学生に間違いの多い敬語を調べていた時に、最も多く出てきました。
丁寧に言わなければいけないと意識しすぎて、二重敬語になってしまって、逆におかしくなっているということが学生にはとても多いです。また、学生の場合、バイトの接客等で使っている言葉をそのまま敬語と思って使ってしまっていることも多いですが、実際には正しい敬語ではないことがあります。実際に私も言ってしまってるという表現がいくつもありました。
例えば、「店内でお召し上がりですか」という言葉も正しい敬語に直すと「店内で召し上がりますか」になります。他にも、「ーでよろしかったでしょうか」は誤りで、正しくは「ーでよろしいでしょうか」となります。
言葉遣いを意識しすぎて、逆に変になっていませんか?
まとめ
学生に間違いの多い言葉遣いの紹介はいかがだったでしょうか。
バイトで使っていた言葉が、本当は正しくなかったということが、私的には1番驚きでした。今自分が敬語として使っている言葉が、本当に正しいのか疑ってみることはとても重要です。
大学生は高校生までと異なり、ほぼ大人として扱われるので、大人として恥ずかしくない言葉遣いができるようになりましょう。