やりたいことが見つからなくて困っていませんか?
私自身も自分が本当は将来何がやりたいのか、どんなことを仕事にしたいのかというビジョンがほぼありません。そんな私でも、中学高校より専門性の高いとされる大学に通って楽しむことができているのはなぜかというと、やりたいことはなくても、やりたくないことはあるからです。やりたくないこと以外の道を選んだことで、そこそこ楽しめています。
そこで今回は、やりたくないことを探すことはなぜ良いのかをお話していきます。
目次
ストレスフリー
やりたいことがなくてもやりたくないことは大抵明確になっています。
例えば、計算だけは嫌いだから理系科目はやりたくないけど、それ以外なら何でもよいというようなことです。やりたいことが明確にあって、それのために大学に行く人は、それが好きなことであり、つまりは、やりたくないことはやっていないということです。
やりたくないことを専門としてしまうとそれは絶対的に続きません。大学に通う4年間を、嫌いなことに時間を費やすより、やってもいいかなと思えることに時間を費やした方が、時間の無駄にはなりません。人生の時間は有限であり、その貴重な時間を嫌いなことに費やすことほど無駄なことはありません。
このようにストレスの少ない生活を送るために、やりたくないことを見つけることはとても大事なことです。
やりたいことは何個あってもいい
次にやりたくないことを見つけ出せば、やりたいことが浮き彫りになってきます。
ただ、ここで困るのは、やりたいことが1つにならないということです。だからこそ本当にやりたいことがわからなくなってしまいます。
でも、特に学生のうちは、やりたいことが一つである必要はないと思っています。やりたいことが見つからず、大学選びに迷っているという方には、何でもできるような学部があるということをお伝えしたいです。
今現在私が所属している学部でも、分野的には幅広く授業があり、多くの経験ができます。大学に入ってから、色々な授業をとり、この授業は楽しいけどこの授業は楽しくないというように選別していって、好き嫌いを振り分けていくことができます。そのうちにやりたいことがだんだんと絞られてくると思うので、はじめのうちは、やりたいこと、やってもいいかなと思えることがいくつあっても大丈夫です。
好きなことに近づく
やりたくないことを排除していき、やってもいいかなということに片っ端から手を出してみましょう。
説明を聞いただけではやってもいいかなと思っていたけど、実際にやってみたら、つまらなくてやりたくないというものも出てきます。それをやりたくない方に移動させていく、そうすると、上記にもあるように、やりたいことがだんだんと浮き彫りになってきます。
やりたくないものを排除していくことで、自然とやりたいことに近づいていくことができます。やってみないとわからないことはものすごくたくさんあり、やりたくないことでもないけどそこまで興味のなかったものがやってみると、案外楽しいということもあります。
そのため、何でもやってみるということは大切だと思います。つまらなければ、やめてしまえば良いのです。
まとめ
やりたくないこと探しをしようという気になったでしょうか。
なんとなく大学に入ってしまった学生や、やりたいことが見つからず、大学や学部が選べないという高校生にとっては、周りを見て、やりたいことがないことに焦ってしまうこともあると思いますが、自分のペース、自分の思いを大切に慎重に進路を決めていってほしいです。
そのために色々なことに手を出して、色々な経験をしていきましょう。
ぜひやってみてください。