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妖怪を通してSDGsを考える

SDGsを達成できるオリジナルの妖怪を生み出し、ARアプリでその妖怪の動画を作成するという企画がありました。妖怪を生み出すことで誰でも楽しくSDGsを学ぶことができるのです。今回はチャレンジ!オリジナル妖怪動画作成についてご紹介します。

SDGsを達成できるオリジナルの妖怪を生み出し、ARアプリでその妖怪の動画を作成するという企画がありました。本企画は、2021年2月1日(月)~14日(日)の期間で募集され、白山、朝霞、川越、板倉、赤羽台の全キャンパスが対象でした。65名の学生が参加しました。動画は20秒以内です。

作品は、学長及び副学長で構成された選考会において、

・SDGsの各ゴールの理解

・考案した妖怪の独自性

・AR動画の完成度

の3つの観点で審査され、最も優秀な作品1名には学長賞、

SDGsの各ゴールで優秀な作品9名にはSDGs17ゴール賞の受賞が決定されました。 

https://www.toyo.ac.jp/news/academics/student-support/20210227_gakuseisannkakikaku/

今回はこのチャレンジ!オリジナル妖怪動画作成についてご紹介します。

妖怪が出没

SDGsを達成できるオリジナルの妖怪を生み出し、ARアプリでその妖怪の動画を作成するという企画で、応募期間はわずか2週間かつ動画は20秒以内という条件でした。

応募サイトはこのようになっています。(https://www.toyo.ac.jp/news/academics/student-support/20210128_gakuseisannkakikaku/)

こちらのサイトにも上記したようにもあるように準備するものは

①オリジナル妖怪の画像データ (スマホで撮影)

② AR技術を活用したオリジナル妖怪の動画データ(動画は20秒以内(スマホで撮影))

の2つで、1人1作品までという制限で東洋大学学生であれば一部を除いて応募ができます。

妖怪を自分で作りSDGsと結びつけて考えます。また、動画の撮影地はどこでも可能なので街でも部屋でもどこでもARで妖怪を召喚することができます。自分の描いた妖怪が動くなんて可愛らしくないですか。ポケモンみたいで面白いなと感じました。

SDGsを楽しく学ぶ

この企画では東洋大学の創設者である井上円了にちなんだ妖怪と世界で今取り組まれているSDGsの2つを掛け合わせたオリジナルの企画です。

東洋大学では学生や教授のSDGsに関連した内容の活動や研究を紹介しているサイトがあります。是非ご覧ください。(https://isr.guildproject.com/column/4531/)

このように活動や研究に取り組むだけではなくオリジナルの妖怪を作り出し、20秒の動画を作成してSDGsを考えるという関与の仕方もあるのです。

SDGsはボランティアをしなければならない、セミナーに参加しなければならないということばかりではありません。。妖怪を作成して動かしてみる。なぜそのような妖怪にしたのか、なぜそのテーマを選んだかなど”考える”ということが大切なのです。

このように妖怪を作るという企画に参加することで誰でも気軽に楽しくSDGsを学ぶことができます。

妖怪を通してテーマを考えてみる

このサイトではテーマごとに作品が紹介されています。その中でも私が特に気に入った妖怪はDr.Beeです。

「Dr.Beeは、ワクチンを受けられない世界中の子どもたちや妊産婦さんに、ワクチンを届けることができます。今世界では、マラリア、エイズ、結核などの伝染病や、コロナウイルスなどの感染病により、5秒に1人のスピードで5歳未満の子どもが亡くなっています。原因は「ワクチンを受けられない」ことです。以上の環境下において、Dr.Beeは世界中に生息し、子どもたちや妊産婦さんに襲いかかって針を刺します。その針は「ワクチン針」と呼ばれ、多くの子どもたちを救ってくれます。Dr.Beeのおかげで、たとえ病院に行けなくても、医療サービスが受けられなくても、外で遊んでいるだけで自然に、そして「平等に」ワクチンを受けられるのです。」(一部省略)

と記載されていました。個人的に可愛らしくて好きな妖怪だし、この妖怪がいれば本当に多くの人を助けることができると思いました。

このように作品に込められた思いを読むことで社会問題を認識し、ゴール達成するための妖怪の特技を通して課題と解決策を考えることができるという面白い企画です。

まとめ

いかがでしたか。

特技で世界を救う可愛い妖怪たちがたくさん動画でみることができます。

この企画を通して参加者がSDGsを楽しく考えるきっかけになります。また、参加者だけでなく受賞作品やテーマごとの妖怪紹介を読んでみることによって社会問題を認識することができ、課題解決のアイデアを知ることができます。来年も開催するなら私も参加したいと思います。

是非面白いのでサイトを見てみてください。
https://www.toyo.ac.jp/news/academics/student-support/20210227_gakuseisannkakikaku/