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必要な時は誰でも受け取れるフードパントリー

フードパントリーでは食糧支援が必要な時に誰でも受け取ることができます。それに加えて相談事や心配事があれば専門分野で働いている方に尋ねることができる機会を得ることができます。今回はフードパントリーとは何か、フードパントリーの魅力と主催している文京baceさんの魅力をご紹介します。

フードパントリーとは食糧を提供する場を設けるという運動のことです。開催地は様々あり、食材はセカンドハーベストジャパンなどのフードバンク(http://2hj.org/about_2hj/)や地域との連携で食材を調達しています。

フードバンクとは、緊急食料支援システムの一つで個人や企業から寄付された食料をフードパントリーや福祉団体などに提供する仲介組織です。そして、食品を集めて、配る、という卸(おろし)の役割を担っている組織です。 集められた食料を配布する場所が、”フードパントリー”なのです。

文京区では文京baseという様々な専門の職業の方が有志で活動している団体があります。第一回目は3月7日、第二回目は3月21日、そして4月4日に第三亀が開催予定です。今後も継続して活動を続けていくそうです。

開催地は今後変更の可能性もありますが小石川にある一八ラーメンさんのお店での開催になります。(詳細はこの記事の最後にLINE追加のURLがあるのでそちらからご確認ください!)

今回は、フードパントリーの魅力と主催している文京baseさんの魅力をご紹介します。

届ける

近年フードロスの問題が深刻化しています。一方で貧困が増加傾向にあるという社会の矛盾が発生しています。日本の食品廃棄物は年間2,550万トン、そのうち食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間612万トンと推計されています。(2021年1月29日)(政府広報オンラインよりhttps://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html

さらに、2018年(平成30年)の子どもの貧困率(17歳以下)は13.5%です。(2020年7月17日に厚生労働省が発表した「2019年 国民生活基礎調査」より)これは7人に1人の割合で貧困だということです。

貧困問題は国際的な問題であり、アフリカやアジアのような発展途上国で多いというイメージがあるかもしれませんが、日本国内でも貧困は深刻な問題となっています。そんな貧困問題に対して協力する形の一つとしてフードパントリーがあります。

フードパントリーとは食糧を提供する場を提供するという運動です。企業やフードバンクが行っている食糧支援は公的なイメージがあったり、食糧に困っていることに後ろめたい気持ちから気軽に利用することがまだ難しい状態となっています。

そんなイメージを変えたい、困っている人に届けたいという思いでフードパントリーを文京区で新たに開催することになりました。フードパントリーは地域とのつながり、コミュニティを伝って多くの人に届けていきます。

助ける

フードパントリーは誰でも利用可能で、食糧を受け取ることができます。貧困家庭に限らず、1人暮らしの大学生も食糧に困っていたりするのではないでしょうか。食事は人間の営みに欠かせない基本的な衣食住のうちの1つです。食事をすることは健康でいるために必要であり、食べることによって幸福感や満足感を得ることができます。

現在、コロナウイルスの影響で飲食店の営業が短縮になってしまったり、自粛のために売り上げが落ち込んでしまいました。それによってアルバイトを解雇された方やシフトを削られた方も多くいます。大学生の私も私の友人もその影響は大きく、収入源がなかったり少なくなってしまうという苦しい状況にあります。大学生のみならず多くの人がコロナ禍で金銭的な悩みを抱えているのではないでしょうか。

生活費のうち食費は意外とかかってしまうものです。自分で三食作れば安く済ませることも可能ですが、料理が面倒だったりすると外食に行ってしまい、食費が多くかかってしまう場合もあります。しかしながらファストフードで済ませたりカップラーメンを食べるような生活では食事のバランスが悪く肌や体調に悪影響をもたらします。

それを解決するため、フードパントリーでは食糧を提供しています。実際に提供された食料は乾燥米飯やカレーのルーのような簡易的なものから、バナナやホウレンソウなどの生物、さらにはクッキーやチョコレートなど様々な食糧を揃えています。

コロナの影響で収入が減ってしまって食料の確保が難しい方でもそうでなくても誰でも利用することができ、食糧支援が必要な時に誰でも受け取ることができるのです。

繋がる

今回文京区で開催をしているフードパントリーは文京baseさんが主催しています。文京baseとは様々な職業のメンバーが勇姿で活動している団体です。弁護士やファイナンシャルプランナー、介護福祉士をはじめとする専門分野で活躍されてきた方がメンバーです。

公的な支援は法律や制度、条件などが多く関わってきて支援を受けたいと思っていても内容が難しかったり、支援を受けたり相談しにくいという現状があります。文京baseなら専門的な分野で活躍されている方々がいるため、安心して相談をすることができます。また、必要な支援を受けることができたり、困りごとを解決することができると思います。

フードパントリーを利用することで専門家とつながり、困ったときの強い味方と繋がることができる場でもあるのです。

まとめ

いかがでしたか。
フードパントリーを利用することで食糧がもらえます。それに加えて相談事や心配事があれば専門分野で働いている方に尋ねることができる機会を得ることができるのです。

まずは一度、フードパントリー開催地へ訪れてみてはいかがでしょうか。

地域の方と繋がることができたり、相談してみることで長年の悩みが解決できるかもしれません。

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今後も文京baseさんとのコラボ記事やフードパントリーの記事を書いていきます。お楽しみに!