東京都内には各地に数え切れないほど、名前がついた商店街があります。商店街の魅力はなんといっても昔ながらの風情ある景色があるということです。時代の流れと共に変わってしまった商店街や時代は流れていても地元の方に長く愛され、そのまま景観が残っている商店街など様々あります。
東京の商店街は長く地元の方々の暮らしを支え、多くの方を楽しませてきた存在です。そんな商店街が私も好きです。
そのような商店街好きにお勧めな商店街の魅力がぎゅっと詰まった『街てく。』(http://machiteku.com/)というサイトがあります。
今回は『街てく。』の魅力をご紹介します。
目次
商店街好きのためのサイト
私の地元は山形県米沢市です。商店街はもちろん存在していましたが、スーパーやコンビニなどが多くできたせいで商店街は廃れてしまい、現在ではシャッター街と化してしまいました。そのため、商店街の良さを理解していませんでした。しかし、東京に来てから最寄り駅周辺や白山地域の調査をしたり、散歩や遊びに出かける際、様々な商店街に出会いました。
商店街にはぎっしりとお店が並び、毎日多くの人で賑わっています。昔ながらのお店もあれば新しいカフェがあったり、コーヒー屋さんや古本屋さんなど商店街によって特徴的な名前があり、雰囲気も異なります。
街てくのサイトのトップページには『商店街のたのしさは、忘れていた宝箱をみつけたときと一緒じゃないかと思います。開けてみると、思いもよらなかったもの、大切にしていたもの、どうでもいいけど、おもしろいものがみつかります。さて今日は、どの街にトリップしましょうか。私たちの案内人、街あるきニストたちと一緒にてくてく、のんびり出かけてみませんか。』というように書いてあります。この街てくでも街を歩くたび様々な商店街に出会い、いろんなお店に出会うように、きっと魅力的な商店街に出会えます。
通過するだけの商店街にも誰かの青春が詰まっている
街てく。の中には白山上向丘商店街も紹介されています。(http://machiteku.com/kobetsu/hakusan/)
東洋大生はもちろん白山地域の方々や、白山駅を利用する方にも馴染みのある景色をサイトでみることができると思います。
このサイトを見つけた時に温かい気持ちになりました。自分も知っている風景写真が数枚載せられており、小説の一節のような文が書かれています。どうやらライターの小林さんは東洋大学の先輩だったようです。実体験をもとに書かれている思い出が詰まった白山上向丘商店街との関係に胸が熱くなりました。
このように商店街や街、何気ない風景でも誰かにとっては思い出深かったり、青春時代を過ごした頃の忘れられない大切な場所であることがわかります。この、街てく。に出会い、いろんな商店街の紹介を見るたびに街の雰囲気や様子、実際の会話を想像してみたりすることで温かい気持ちになります。
そんな体験を街てく。で味わうことができます。
実際に行って答え合わせ!
紹介されて魅力的に感じたら、もちろん行ってみたくなりますよね。街てく。では商店街について詳しく紹介されています。サイトの項目には 商店街で食べたい、探したい、買いたい、足を伸ばして、写真館 というように分かれています。それぞれ自分の気分や目的に合わせて紹介文を読むことができます。
このサイトの最大の魅力は写真が豊富に載せられているということです。写真は一部しか切り取ることができませんが、写真を載せることによって私たちは自由に周辺地域の様子を想像したり、実際に行ってみることを楽しみにすることができます。地図を見て現在地にいくよりも観光ガイドブックで見た素敵な建物や風景を目掛けて、答え合わせに行くような感覚です。また、写真と一緒に添えられているエッセイのような言葉が私たちを商店街の魅力に引き込んでいきます。
さらに、街てく。では 食べたい、探したい、買いたいの項目にて商店街につきお店を数店舗紹介しています。インターネットではなかなか見つけることが難しい、街歩き二ストたちが現地調査したことによって得られた情報や魅力、食べ物などをサイトで知ることができます。
魅力的に感じた風景を見て、実際に行きたくなるような仕掛けがたくさんあります。
まとめ
いかがでしたか。
地元ではシャッター街が当たり前で商店街には関心もありませんでした。
しかし、東京に来てから文京区や白山地域、散歩したところで商店街に出会い、魅了されてきました。
白山地域の白山上向丘商店街が素敵なので是非この機会に見てみてください。
紹介されたお店へも足を運んでみるといいと思います。
街てくのサイトはこちらから
http://machiteku.com/
白山上向丘商店街はこちら
http://machiteku.com/kobetsu/hakusan/