皆さんは地域の困りごとを解決したいと思ったり、もっと地域を面白くしたいという気持ちになったことはありませんか。フミコムは課題解決や地域活性化を目指して事業を行っている協働の拠点です。
フミコムとは フミ=文の京 と コム=community, communication そして、踏み込む という意味が込められている名前です。文ん教区の社会福祉協議会が運営しています。
様々な地域活動を推進し、活動者が主体的に地域に向けて『踏み込む』ことを目指している施設です。
今回は、地域の方達に寄り添い、踏み込みの機会をくれる『フミコム』の魅力をお伝えします。
目次
寄り添いフミコム
フミコムは ①つなげる ②つどう・学ぶ ③きく の三つの軸を中心に活動が展開されています。
まず、①では新たなつながりを創出し、地域の課題解決や活性化を図る共同の拠点となるために学生や行政だけでなく、NPOや企業、ソーシャルビジネスなどによる事業や地域の課題解決にチャレンジする活動を支えています。
実際にフミコムの施設にはイベントや展示スペースをはじめ、机や椅子が置いてあり、交流できるスペースがありました。また、まちライブラリーという持ち寄った本に寄贈者がメッセージをつけ、借りた人が感想を書くという本を媒体としたコミュニケーションをとることができる本棚が設置されていました。他にも地域のイベントや様々な団体の活動が紹介されているチラシなどがたくさん置いてあります。
現在はコロナウイルスの影響のため、各種活動やイベントもオンラインベースになってしまっていますが、そのように机や椅子があったり、本棚やチラシがあるなどコミュニケーションのきっかけになるような工夫がたくさんありました。
地域の方達に寄り添い、踏み込みの機会をくれます。
みんなのフミコムを支える
②のつどう・まなぶではフミコムcafeというイベントが開催されています。実際に私も3月17日のフミコムcafeに参加しました。
第60回のフミコムcafeのテーマは貧困でした。実際に貧困という課題について取り組んでいるゲストの方を招き、課題解決やSDGsに結びつけて考えてみる、どのようにアクションしていくかということを考えさせられる内容でした。
テーマは福祉や教育関連だったり、テクノロテクノロジーなど多岐に渡ります。
参加方法としてもfacebookで申込み、オンライン上でチケットを購入するなどといった手続きを厳重にとる団体が多い中、参加しやすいようにその手間を省いて直接イベント当日のZOOMリンクを載せていました。また、YouTube配信もしており、前回のイベントではZOOM内でのチャットは盛り上がったもののYouTubeから閲覧した方には見えなかったなどという課題がありました。そのため、今回のイベントでは別のサイトへ全員がアクセスし、ZOOM参加者もyoutube視聴者もチャットへの打ち込み、閲覧ができるという工夫がされていました。
課題を明確にし、改善をしていく柔軟な対応をすることによって参加者が気持ちよく、イベントに向き合うことができるのだと感じました。
関心のある分野を学ぶために、知りたい思いに応えるために、みんなの踏み込みたい気持ちを支えます。
背中を押すフミコム
③きく では、広報や資金調達など、活動するために必要な情報や段取りを講座などを通して専門家から学ぶことができます。
運営することにはもちろんコストがかかります。お資金調達や活動の継続は単独判断や自分の力では難しいです。また、自分の活動をより多くの人に知ってもらうためには広報が必要不可欠です。
このようなことについての講座を受け、専門家から学ぶことによって自分の思いから生まれた活動を諦めたり、深く悩み、落ち込んだりすることなくチャレンジしたり継続していくための対策を学ぶことができます。
いつでも地域のために、困っている人のために活動したいと思っている人や活動を続けたいと思っている人の背中を押してくれる存在なのです。イベントや活動を通して地域の方や多くの企業、団体とつながっているというフミコムの力を借りることによって安心してのびのびと活動をすることができます。
チャレンジや活動に踏み込む方の背中を押してくれます。
まとめ
いかがでしたか。
文京区でフミコムは地域の人に寄り添い、支え、一緒に課題を解決してくれます。
また、思いを形にするために応援をしてくれます。
まずは関心のあるフミコムcafeに参加するところから始めてみるのもいいかもしれません。
フミコムは春日駅の途中、地下一階に施設を構えています。気軽にふらっと立ち寄ってまちライブラリーを覗いてみるのもいいと思います。
きっと面白い出会い、温かい出会いがあると思います。
是非、近くまでいく機会があればよってみてください。
フミコムのHPはこちらから
https://www.d-fumi.com/