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東洋大生必見!Diversity Voyageの魅力紹介

今回は東洋大学の短期海外研修プログラムDiversityVoyageのおすすめポイントをご紹介します。このプログラムを知らなかった人も参加するか迷っていた人もこれを読めば、参加したくなるかもしれません!

Diversity Voyageとは一般社団法人GiFTと大学が協働で開催している短期海外研修プログラムでグローバル・シチズンシッププログラムです。数か国のコースに分かれて、『現地の仲間とチームを組み、ダイアログ(対話)を繰り替えしながら、テーマに対するアクションを考えていく8日間』を過ごします。全学年・全学部対象で、英語力は不問です。今回は、2021年春に開催された、オンラインのプログラムのレビューをご紹介します。国際交流や多様性に興味のある人はこれを読まなくても参加したいと思ってらえると思うので、今回はそれ以外の視点から魅力紹介をしていきます。

思いを伝える時間


このプログラムは毎回、始まりと終わりに自分の感情と向き合う時間があります。そして、それをみんなに話します。この時、聞いている人はあえてリアクションはしません。ありのままの人それぞれの思いを受け止める時間です。話したいと思った人がそのタイミングで話すので、沈黙が続くこともありますし、最後の人が終わるまで待ち続けます。

はじめ、これをやると聞いたとき、正直やりたくないなと思っていました。1つのコースに参加しているのは25人前後で、大人数の前で意見を言うことの苦手な私にとって、その人たちの前で自分の思いを言うことには抵抗がありました。
しかし、だんだんとこの時間が貴重だと感じるようになりました。というのも、相手の思っていることを直接的に知ることができるし、ありのままの自分を受け入れてもらえる空間だからです。どんなに仲の良い友達でも、その人の思いなんて聞かなければわかりません。聞いてもどこまでが本当のことなのかわかりません。話す側にたったとしても、どうしても相手のことを考えてしまって、思っていることをそのまま人に伝えることは少ないと思います。

最初は抵抗があっても慣れてくると、この空間はとても心地よく感じてきます。

最高の仲間


次にの魅力としては最高の仲間に出会えるということです。

現地のメンバーと東洋のメンバー5,6人でチームを組み、それぞれのテーマに沿って、議論を繰り返しながら最高のものを作り上げていきます。私が参加したのはオンライン盤だったため、毎日のプログラム自体は午後のみでしたが、その時間外の午前中にもみんなで集まって、何時間も会議をしました。
現地のメンバーはもちろんのこと東洋のメンバーもみんな初対面だったため、ほぼ会話がないという状態からスタートしました。しかし、グループ結成してから、プログラム最終日まで、毎日5時間以上ずっと話していたため、最後には直接は会ったことはないのに、また、英語で話さなければいけないのに、ものすごく仲良くなっていました。また、議論を繰り返し、意見が違う中も乗り越えてきたので、普通の友達とは異なり、ちょっと深くまでお話ができるような仲になりました。今でも連絡を取り合っているほどです。

大学となると、同じ学部の人としか基本関わらないため、友人関係も限定的になりがちですが、今回組んだチームの東洋メンバーには、同じキャンパスの違う学部の人、キャンパスも違う人、留学生がいました。

このように、関わりのほとんどなかった人と出会えて、最高の仲間になれるということはとても大きな魅力と言えます。

自己肯定


最後に自己肯定感を得られるということを魅力としてあげます。

上記にもあるように、一日中グループで議論をします。また、現地の人を含んだグループなので、基本英語で会話します。想像してもわかるように、さすがに一日中考え事をして人と話すというのはとても疲れるものです。しかもそれを母国語でもない英語で話すというのはもっとです。自分の言いたいことが伝わらないことなんていっぱいあります。相手が何を言っているかわからないということもたくさんあります。

しかし、みんながみんな全力で発表日に向けて、情熱を持って取り組んでいます。「絶対に良いものをつくるんだ!」と思って取り組んでいましたが、終わってみて思ったのは、最終的にそれがうまくいくかどうかが重要ではなくその過程がとても重要であるということです。そこまで全力で取り組めた、やりきったという事実が自分自身に影響をもたらしているのかなと感じています。参加申し込みをするまでに勇気が必要であったり、プログラム中にも勇気が必要になる部分は多々ありましたが、そこで、勇気を出して行動してほんとによかったなと思い、「ここに参加した自分ってすごい!」と思えるようになります。
この感情を味わえるのも、参加して、頑張った人だけです。

このプログラムは達成感を十分に味わえ、自己肯定感を得ることができるプログラムだと思います。

まとめ

Diversity Voyageの魅力紹介はいかがだったでしょうか。

英語力は本当に関係ない海外研修です。英語力に自信のある人や海外に興味がある人は絶対的に参加してほしいです。英語力に自信のない人、海外とか関係なく、なんとなく大学生活を過ごすのがいやで、何かしたい!という人には本当におすすめのプログラムです。
私の場合、これに参加してみて、マイナスなことは1つもありませんでした。

例年は現地に行っているようなのですが、オンラインでもこんなにもの楽しさだと、現地に行くともっと楽しくなるのではないかなとも思います。今はオンライン開催をしていて、値段も格安になっています。

ぜひ参加してみてください。

https://www.toyo.ac.jp/news/international-exchange/DVN/