私は東洋大学国際地域学部国際地域学科に所属しています。
この学科では、
1, 国際社会を舞台に活躍できるような知識、実践的な語学能力、コミュニケーション能力の修得を志す学生
2, 地域の諸問題に対して広い視野から客観的に把握・分析する能力を修得し、現場において具体的な行動として実践していく意欲のある学生が教員と一緒になって相互に学び成長していくこと
(https://www.toyo.ac.jp/academics/faculty/grs/rdsc/105100/)
を期待する学生として活動しています。
今回はこの1年間で気づいたこの学科の魅力についてご紹介します。
目次
やりたいことが明確にない人
この学科はやりたいことが明確には見つかっていないという人にとてもおすすめです。
理系は専門と言われますが、文系もある程度専門性はあると思います。経済や経営、法、教育学部といったようにこのような学部ではその名の通りのことを勉強します。
しかし、東洋大学の国際学部国際地域学科は文系と言われる分野の多くの授業を受けることができます。国際的な視点からやるという点はありますが、幅広い知識を身に着けることができます。
私自身もやりたいことが見つからず、外国のことや英語が好きだったため、この学部を選びましたが、本当に私のような人に合っているなと感じました。
色々な分野の授業をとって、自分のやりたいことを見つけることができます。そういう意味で、たくさんの選択肢の与えられる学科だと思います。
海外活動に向けた制度
国際という名がつくだけあって、語学学習や留学などの制度が充実している学科だと思います。
一つ目に英語学習についてです。
通常の英語の授業は必修であります。しかし、それ以外にも留学を目指す学生に向けた英語の授業も開催されています。この授業はLEAPというのですが、留学のときに必要な英語資格試験IELTSのスコアアップのための授業です。
私ははじめの履修登録の時点で、履修した方が良いのかわからず、履修しませんでした。LEAPを履修していた友人に話を聞くと、課題等で忙しい授業のようですが、留学やそれ以外にも英語のスキルアップをしたい人には必要な授業だとわかりました。
毎年履修できるようなので、1年のうちにとっておいた方が良い授業だと思います。
二つ目にESPをご紹介します。
これは国際地域学科だけの副専攻で、ある一定の英語能力の持つ学生がとることができます。ESPでは一人一人にアドバイザーとして学科専任教員が付き、履修相談をしてもらえたり、留学や国際交流などのさまざまな情報を得られます。この専攻を修了するにはさまざまな要件がありますが、修了に向けてというより、海外に興味のあり積極的な活動をしていきたい学生はとった方が良いものかなと思いました。
専任で先生がついてくださるというのは、この専攻でしかできないことだと思います。
三つ目は留学制度です。
東洋大学には1日単位の海外研修から年単位の海外研修があり、留学制度が充実しています。また、奨学金制度も充実していて、ほとんどお金を払わずできる留学もあります。
留学にそこまで自信のない人には1日単位の研修、留学したいけどお金のないという人には奨学金でといったように、海外に興味のある人全員に国際交流の機会があります。
海外英語実習
最後に海外英語実習についてお話します。
これは、国際地域学科の1年生の必修となっている5週間程度の海外研修です。
これから留学に踏み出す学生には必要なプログラムだと感じました。というのも、長期の留学の練習となるからです。
実際の留学となると、基本一人で活動します。海外や留学に関する知識が一切ない状態で、一人で留学に行くのは不安がとても大きいと思います。この海外英語実習は、一人ではなく他の学生とも一緒のため、日本人学生と協力しながら、留学とは国際交流とはを知ることができます。個人的な留学前に、一度これを経験しているかいないかの差は大きいのではないかなと思います。
また、ここで仲間をつくることができるということもこのプログラムの魅力です。
私が参加する前に、何人もの学科の先輩が「海外英語実習でみんな友達できて、ずっと仲良い!」と教えてくれました。今回はオンライン開催で、直接会える回数も数えられる程度しかありませんでしたが、一緒に1か月間頑張ってこれた最高の仲間ができました。プログラムの終わった今でも連絡を取り合っている人もいます。
海外英語実習では、語学力が上がる、国際交流ができるということ以外にもたくさんの魅力の詰まったプログラムです。
まとめ
東洋大学の国際学部国際地域学科の魅力紹介はいかがだったでしょうか。
この学科は積極的に活動したい学生の背中を押してくれる学科だと思います。
そのため、私自身、色々なプログラムに参加していきたいと思いますし、在学中の学生は積極的に色々なことにチャレンジしてほしいです。
また、進学の決まっている学生には今後の活動を楽しみにしてほしいですし、これから大学探しという高校生には、ネットにはなかなか乗っていない情報として参考にしてほしいです。